「脱毛の効果って、当てる機械で決まるんですよね?」
カウンセリングでよくいただく質問です。もちろん機械の力も大切ですが、実はそれと同じくらい、毎日のお手入れが仕上がりを左右しています。なかでも見落とされがちなのが「保湿」です。結論からお伝えすると、乾燥したお肌では熱が届きにくく、毛が抜けにくくなります。メンズ脱毛専門店 LumiqueでLUMIX A9Xを使い、13,000件以上の施術に携わってきた施術者Yuriが、なぜ保湿が脱毛の土台になるのか、そして今日から続けられるケアのコツを、実際の施術の現場からお話しします。
乾燥した肌は、なぜ毛が抜けにくいのか

先日ご来店されたお客様も、お肌に触れた瞬間に「かなり乾燥していますね」とお伝えしました。ご本人はしっかりケアしているつもりでも、触れてみると水分が足りていないことは少なくありません。
わかりやすいように、私はいつも「雑草」でたとえています。雨に濡れた土に生えた雑草と、カラカラに乾いた土に生えた雑草、抜こうとしたときにどちらがすっと抜けやすいでしょうか。答えは、濡れてやわらかい土のほうですよね。お肌も同じで、しっかり潤っている状態のほうが、毛は根元から反応しやすくなります。
反対に乾燥していると、熱がお肌の表面ではじかれてしまい、奥まで届きにくくなります。届きにくいだけでなく、乾いた肌は熱をためこみやすく、赤みやほてりといった負担も出やすくなります。もちろん毛の抜け方には個人差がありますが、「潤っているほうが有利」というのは、日々お肌に触れていて実感するところです。
「化粧水だけ」で終わっていませんか
男性のお客様に多いのが、「顔は化粧水だけ塗っています」というケースです。実はこれ、とてももったいないお手入れなんです。
化粧水はお肌に水分を届けてくれますが、そのままにしておくと、届けた水分はどんどん蒸発して逃げていってしまいます。大切なのは、水分を入れたあとに「フタ」をすること。化粧水で潤わせてから、乳液やクリームを重ねてあげると、水分が肌の中にとどまってくれます。ボディも同じで、お風呂上がりに化粧水やローションをつけたあと、ボディクリームやミルクで軽く蓋をしてあげるだけで、翌朝の肌ざわりが変わってきます。
「化粧水を塗っているのに乾く」と感じる方は、水分が足りないのではなく、逃げてしまっているのかもしれません。
高価な化粧品はいりません

保湿と聞くと「高い化粧品をそろえないと」と身構える方がいますが、そんな必要はまったくありません。私がお客様におすすめしているのは、近所のドラッグストアで買える、1本数百円のものです。
大事なのは値段ではなく「毎日続けられること」。高価なものを月に数回使うより、手頃なものを毎日使うほうが、お肌はずっと応えてくれます。ベタつきが苦手な方には、伸びがよくてサラッとしたボディミルクが使いやすいと思います。香りの好みで選んでいただくと、お手入れそのものが楽しみになって続けやすくなりますよ。
季節に合わせて、量を変えていく
保湿は一年中大切ですが、季節によって必要な量は変わります。秋から冬にかけては空気が乾くぶん、いつもの化粧水だけでは足りなくなってきます。クリームを少し多めにしたり、ハンドクリームを足したりと、季節に合わせて調整してあげてください。
夏でも、日焼けやエアコンでお肌は意外と乾いています。日焼けした黒い肌は熱が集まりやすく脱毛には不向きなので、日焼け止めと保湿はセットで考えていただくのがおすすめです。あわせて、カミソリでの自己処理はお肌の表面を削って乾燥を招きやすいので、電動シェーバーに切り替えていただくと、乾燥トラブルもぐっと減らせます。
まとめ
脱毛の効果は、施術の日だけでつくられるものではありません。ご自宅での毎日の保湿が、次の一回をより良いものにしていきます。
- 乾燥した肌は熱が届きにくく、毛が抜けにくくなる(抜け方には個人差があります)
- 化粧水のあとは、乳液やクリームで「フタ」をする
- 高い化粧品より、毎日続けられる手頃なもので十分
- 季節や日焼けに合わせて、保湿の量を調整する
Lumiqueでは、施術のたびにお肌の状態を見ながら、その方に合ったお手入れをお伝えしています。「何を使えばいいかわからない」という方も、どうぞ気軽にご相談ください。今日のひと塗りが、これからの脱毛をきっと支えてくれます。
